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2007年7月21日 (土)

最良の未来へ

070414_11590001 土曜プレミアムで放送されていた「時をかける少女」を見ました。

以下は話と曲の感想で、かなりな勢いでネタバレです。まだ見てない人は全然分からないと思うし、読まないことをオススメします。

ちなみに写真は就活で鶯谷に行ったときに撮ったもので、その日の日記に載せちゃっているのですが、この映画にはこれがピッタリだと思いました。

 

 

映画を見終わった後、とても切ない気持ちになりました。

だって超遠距離恋愛じゃん。

「未来で待ってる」って言ったって、千昭は相当未来から来てるみたいだから会えない可能性が高いんじゃないのかな。しかも会えた時は歳の差が半端じゃないよ。

本当にそれでいいの?

 

でもこれからお互い相手に近付こうとするんだろうね。

物理的に遠くなってしまったけれど心情的に近くなったこれからの方が大変なことがいっぱいあるんだろうな。

それを思うと、続きが知りたくなります。

あの3人の関係も、羨ましいなって思いました。

絵もすごく良いと思いました。

背景もしっかり描かれているし、配色も好きです。

青空や蝉の声が夏を彷彿とさせ、これからの季節がとても楽しみになりました。

 

それから「未来」について思ったこと。

「真琴の前から千昭がいなくなる」という一つの事実でも、最悪な未来と最良の未来がある。

真琴はタイムリープによって「最悪」から「最良」へと変えることができた。

でも普通の人間は今が「最悪」なのか「最良」なのか知ることができないし、変えることもできない。時間を元に戻すこともできない。

 

今の状態にはどんな「最悪」と「最良」があったのか。

また、この選択によってどんな「最悪」と「最良」があるのか。

一番知りたくて、でも決して分からないこと。

 

人間にとって「時間は不可逆」だから、考え得る最良の未来を目指して努力するんだよね。

だから人生は後悔と成長の連続。

生きられる未来は一つだけ。

 

 

かなり余談ですが、最初の頃真琴がタイムリープをする時に流れていたピアノ曲が好きです。

バッハの「ゴルドベルク変奏曲」。

劇中では主題と第一・第二変奏曲が流れていました。

中学生の時の試験勉強は、これを永遠にループしてラジカセで流していました。

理由は「長くて曲を暗譜しないから」。

私は音楽をひっそりかけながら勉強をするというスタイルだったのですが、幸か不幸か曲をすぐ覚えてしまい、試験中はその曲が頭の中で鳴ってしまって大変なんです。

そこで思い付いたのが、「長い曲なら暗譜しない!」でした。

まぁそんな訳ないんですが。

で、当時家にあった中で最も長いピアノ曲を探し出したのです。

ゴルドベルク変奏曲は3枚CDがあって、一番勉強がはかどりやすいテンポにしました。

 

今日かなり久しぶりにこの曲の主題と第一・第二変奏曲を聴いて、俄然弾きたくなりました。

というわけで、私の今夏の課題曲NO.1は「ゴルドベルク変奏曲」です。

この選曲は吉と出るか凶と出るか。

未来を見ることはできない。これが「最悪」なのか「最良」なのか、私は知ることができない。

だから挑戦できる。

どこまで弾けるかな。

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